これが途上国の洗礼ですか?

Philippines→Thailand→Laosを経て、世界一周4カ国目!!

現在Hue, Vietnamにいます!!

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昨日、ラオスから24時間かけてベトナムのフエに到着しました。

27歳の体にこの強行スケジュールはキツいです。

というか、移動してる時はまだ良いんですが、翌日になって、

つまり今日、疲労感がハンパないです。。

しばらくはフエでゆっくり体を休めます。

 

という事で、今日はシェンクワーンをちょっぴり書いてから、国境越えについて書きたいと思います。

 

正直、ポンサワン市内自体には特に何も無いです。

でも観光客も多くないので、その分落ち着いた街です。

 

ここでも早朝は托鉢が見れました!ルアンパバーンとは違い観光客が全く見てないので、落ち着いたゆったりとした托鉢でした。邪魔したくなかったので写真は撮ってませんが。この托鉢が本来の姿なんだろうなぁ。

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山間の街なので、天気も変わりやすいです。

遺跡等は街から離れた場所にあるので、市内でやる事と言ったらやっぱりご飯!!

バンビエンでおかゆに出会って以来、すっかりハマってしまったので、ここでも探してみると、宿のすぐ近くにありました!

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店の外に日本語の看板が!!

何故かと言うと、ラオスは1965年に日本の青年海外協力隊が初めて派遣された国であり、旅行客も含め多くの日本人が訪れている国なのです。ここシェンクワーンも日本人が多く訪れる場所で、今でもボンビーの撤去作業に従事している方もいます。

「俺はJICAの日本人の友達がいるんだ」なんて人に沢山出会いました。

という事で、ここでおかゆを食べました〜。美味かった!

食べる物には困らないので安心して下さい。

ちなみにこんなレストランもありました。

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入り口にクラスター爆弾の残骸が・・・ユニークですねぇ。

 

さて、国境越えの話に移りますが、まずはヴィンまでのバスの手配。

市内のツアー会社で申し込みました。

値段は200,000Kip(2,300円)。

出発は翌朝の6時30分。宿前でのピックアップ付です。

このバスで行きました。

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バスの中は普通のバスです。

時刻通り出発。ここから12時間の予定です。

 

途中で停まりまくっては次々に乗客や荷物を載せて行きます。

このバスはラオスとベトナム間での物流も兼ねている様です。

 

山道を走る事4時間。予定通りにベトナムとの国境に到着!!

したかに思えましたが、実は国境までバスで1分のところで停車。

そして乗客が続々と下車。バスでゲートまで行くのかと思っていたので、なんだここから歩くの?と思って僕も降りてみたら・・・

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ちーーーん。。。

見た瞬間、頭の中で鳴り響きました。

 

この発展途上国である事極まりないラオスで、JAFの様な素早い対応をしてくれる組織なんて期待出来ず、ましてや国境以外なーーーーーーんも無い山奥ですから助けが来るのもかなり時間がかかるでしょう。。

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みんな先に出国手続きを済ませに国境まで歩いて行ったので、僕も出国手続きを済ませました。

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写真左でスーツケース広げてる人が、その隣の黒服の男と両替していたので、僕もここで残ったラオスKipをベトナムDongに両替。

 

ここでのレートはちょうどKip×2=Dongでした。

僕の残りは640,000Kipだったので1,280,000Dongになりました。

そんなにひどくボッたくる様なレートではないと思いますので、余ってしまった方はここで両替するのもありかと思います。

がっっ!!!!!!!!

こいつ、1,200,000Dongだけ渡して「サンキュー」とか言ってきたので、目の前で2回数えてから、「あと80,000Dong出しな」と言ったのですが、英語わかりません的なとぼけた顔してるので、彼の持ってた電卓で「640,000×2=1,280,000だろ?」と示すと、「Ah~~~hahaha ok ok」と言ってようやく80,000Dongを渡してくれました。

ということで、こういうとこでちょろまかそうとするので両替の際はご注意を。

ちなみにルアンパバーンでも似た様な事があって危うくボラレそうになったので、常に油断は禁物ですよ。

 

で、出国手続きを済ませ、一度バスに戻ってみましたが、事態は1ミリたりとも前進してないのでつ、いでにベトナムへの入国手続きをしに行っちゃいました。ここはベトナムに入国しちゃっても、そのままラオス側に戻れるくらいゆるゆるなので、先に手続きだけ済ませちゃいました。

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それから戻ってもやはり事態は1ミクロンも前進していません。

実はバスの大きさからすると脱輪したトラックを移動させなくても通れるんです。

バスよりも大きなトラックが何台か強引に通ってましたから。

 

この状況にシビレをきらしたNZ出身のジョーが、トライしてみてはどうだ?と何度も提案しますが、ドライバーが拒否。

ここには2つの関門があったのです。

1つめはこれ。

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この道の先でトラックが脱輪しているのですが、バスが停車したすぐ真横には崖が。

バスの前には写真に写っている2台のトラックが停まっているので道幅が狭く、ドライバーは怖くてここを通りたくないと。

 

でも普通に考えたら、前の2台を少し前に動かしたら、安全にバスはここを通れます。

という事を何度も何度も言うのですが、ドライバーも添乗員のおじちゃんも2台のトラックの運転手も笑って首を横に振り、後はずっとポケェ〜〜〜〜っとしてるだけ。

 

よ〜〜〜〜やくどこからか1人のおじさんが現れ、ジョーの主張を理解した彼は2台のドラーバーに少し前に動かす様指示。

やっと2台のトラックを前方に動かす事に成功。動かした距離わずか5メートル程。

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これで第一関門突破!!

たったこれだけの事に2時間半もかかりました。。笑

そして第2関門はこれ。

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脱輪したトラックの真横にある大きな水たまり。

これがバスの車高よりも深く、フロント部分が引っかかってしまうので埋める事に。

 

ここでもジョーは直ぐに行動に移します。写真の様に周りにあった石や藁などを集めてきて水たまりを埋めて行きます。もちろん僕も手伝いました。が、他の人はなーーーーーーーーーーんもせん!!!見てるだけ!!ならまだ良いのですが、「その石はこっちだ、あっちも埋めろ」といっちょまえに指示だけはします。チョット切れたジョーが「さっきから口だけじゃないか、自分もやったらどうだ?」と言うと「No No〜〜」 と笑って逃げて行きます。

 

最終的には運転手と添乗員の2人も加わって4人でひたすら水たまりを埋め続けます。

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こちらは見てるだけのトラックドライバー達。

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ちなみにバスの他の乗客は思い思いに散らばって行き、中には弁当広げてご飯食べてる家族とかいたりして、

国境にピクニックに来たんですかあなた達は!!

って感じでした。

 

水たまりを埋め続ける事1時間。みんなでやりゃぁ一瞬で終わる作業が、たった4人だったので気付けば1時間もかかっちゃいました。

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よーーーやく第2関門の水たまり突破!!

これでやっと国境に行ける!!と思ったら、さっきまで見物していたドラーバー達がそそくさとトラックに戻って行き、我先にこの水たまりを超えようと大渋滞。

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彼らはベトナム側からラオスに来たドライバーだった様で、しかも水たまりの先の道路が不幸にも車1台分が通れるくらいのスペースしかなかったので、そのスペースを彼らが先に埋めてしまい、結局僕らのバスは水たまりを抜けた先で彼らが全部通り過ぎるのをひたすら待つはめに。

これで30分。既にここに来てから4時間が経過。

 

最終的にようやくベトナムへの入国手続きまで全て完了したのが到着してから5時間後でした。

このな〜〜〜んも無いこと甚だしい山奥の国境で5時間の足止め。

 

そしてここから予定ではヴィンまで8時間ですが、結果的には7時間だったので合計で16時間でヴィンに到着。

到着したときはもうグッタリでしたわ。

 

この国境越えをするにあたっては当初は飛行機で行く事も考えていたんですが、高いし陸路での移動にこだわりたかったのでバスで行ったらこんな事に。でも僕はこの経験はいろんな意味で楽しかったので後悔はしておりません。むしろ良い経験が出来たと思ってます。

 

なんか、社会主義と資本主義の考え方の違いが垣間見えた様な気がしました。

日本やNZだとやはり競争社会なのでこういう事態になると、どの様に問題を解決すれば一番効果的かつ効率的かという事をすぐに考えますが、社会主義の国だとそういった発想にはならないんでしょうね。

何台も停まっているトラックの荷台には大量の荷物が積まれているんです。資本主義の国だったらすぐに事態解決に向かって何らかの手段を講じると思うのですが、こちらではそもそも急ぐ必要が無いんでしょう、みんな寝たりご飯食べたり雑談したりしながらひたすら誰かが解決してくれるのを待ってました。

 

ジョーも僕も単なる旅人であってこの土地の為政者ではないので、こうしたらどうだ?と提案する事は出来ますが、自分たちの考えを彼らに押し付ける事は出来ません。なので彼らが何もしなくてもただひたすら僕らは水たまりを埋め続けるしかないのです。

 

ただ一方で、良い面と言えるかわかりませんが、この場所で喧嘩が始まる様な事は一切ありませんでした。

単に慣れているだけなのかわかりませんが、5時間経ってようやく出発しても、みんなニコニコ笑ってましたね。

 

どちらの考え方が良いか悪いかという事ではなく、単純に良い経験が出来ました。

個人的な事を言えば、こういう事態にあって冷静にそして自ら率先して解決を図ろうとするジョーのリーダーシップにはとても尊敬しました。

彼の様な男こそ僕は頼もしいと思います。

ブログ村 世界一周

Ryosuke Oka

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