マヤ族VSコンキスタドールの戦い

現在、Antigua, Guatemala にいます!!

世界一周21カ国、79都市!!

旅のルート:Philippines→Thailand→Laos→Vietnam→Cambodia→Thailand2→India→Sri Lanka

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→Honduras→El Salvador→Guatemala2→BelizeMexico→Guatemala3

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ルクちゃんの住む村「オビスポ」へ行った翌日、一緒に撮った写真を現像してバイト先の屋台へ向かった。

いつも通り、大判焼きを一生懸命売っている。写真をプレゼントすると、とても喜んでくれた。

 

この日も1つ買い、食べながらルクちゃんと会話をする。

すると、今日も引き続き祭りがあるので一緒にオビスポへ行こうと誘われた。

バイトの終わる14時に待ち合わせをし、チキンバスで向かう。

 

前日は、僕らの帰った後、夜中の2時まで祭りが続いたらしく、踊りまくって寝不足だと言う。

それでも朝早く起き、アンティグアまで出て来てバイトをしているのだから偉い。

 

この日は15時から「プロセシオン」があり、それを機に祭りが始まった。

プロセシオンとはアンティグアのクリスマスでも行われた「マリア像と共に街中を巡る行事」の事。

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こちらのマリア像はアンティグアのそれよりも巨大で精巧だ。そしてアンティグアでは台車で引いていたのに対し、こちらは人力で担いでいる。

 

これが終わると、教会前の広場でとても興味深い劇を見る事が出来た。

 

まずは古代マヤ族の戦士に扮した人々が広場に登場する。広場では音楽が鳴り、みな踊り始める。

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中央アメリカの地で平和に暮らすマヤ族の人々。そんな場面を表現している様に思えた。

 

そんなある日、スペインのコンキスタドールがやってくる。

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黄金の衣装を身に纏った男はエルナン・コルテスだろうか。あるいはペドロ・デ・アルバラードか。

馬上からマヤ族の人々を眺めるその堂々とした出で立ちは正に「征服者」。

教会をバックにズラリと並んだコンキスタドールを見ていると、当時のリアルな情景を見ている様で、こちらも興奮を覚える。

 

史実では16世紀初頭、コルテスが今のメキシコを支配していたアステカ帝国を滅ぼす。その後、部下であったアルバラードが南下し、今のグアテマラにあったマヤ文明の国々を征服して行く。

 

マヤ族とスペイン軍の間でしばらくやり取りが行われる。

しかし交渉が決裂したのだろうか、スペイン軍がいよいよ征服事業に乗り出す。

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対するマヤ族の戦士達。

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赤い悪魔が白い煙を撒きながら広場を歩いて行く。

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この戦いを占っている様にも思える。 なにか、不吉な予感さえしてくる。

当時のマヤ族の人々は、戦いの前に本当にこんな事をやっていたのかもしれない。

リアルな演出にどんどん引き込まれて行く。

 

そしていよいよ戦いの時。

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マヤ族とコンキスタドールとの戦闘は数回に渡って行われた。

途中戦死したマヤ族の戦士が運ばれてゆく。 ついには、マヤ族の将軍らしき人物が戦死してしまう。

戦士達は彼の死を悼み、広場を巡る。

 

そしてこの地を征服したスペイン軍とマヤ族との行進で劇は終わる。

 

ここまでで合計2時間の超大作であった。

彼らの話すスペイン語は全くわからなかったが、それでも2時間飽きずに観られる程、この劇は素晴らしかった。今までの旅で参加してきた祭りの中でも1番のオススメと言っても良いかもしれない。

正直な所、アンティグアでのクリスマスのイベント以上にこちらの方が面白かった。

 

後日、仕入れた情報によると、この村の名前「Obispo : オビスポ」とはスペイン語で「司教」の事で、その司教とはかつてこの地に住んでいた「Francisco Marroquin : フランシスコ・マロキン」という人物の事だそうだ。

 

マロキンはスペイン人であり、グアテマラへ赴任した後、最初の司教となった人物。

彼はキリスト教を布教する中で先住民の教育に力を入れ、大学を創設。その大学は中米最古の大学の1つとして今も残っている。

 

そして彼の最大の功労は、先住民をスペインの圧政から守ったという事。

現在マロキンはグアテマラの最高額紙幣のQ100札に描かれており、その肖像画の下には「Defensor de los Indigenas : インディヘナ(先住民)の守護者」と記載されている。

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スペイン人でありながら先住民を守った彼ゆかりの地であるオビスポだからこその劇だったのかもしれない。

こんな素晴らしい劇が観れて、そしてグアテマラの歴史にも触れる事が出来て、ルクちゃんには感謝の言葉しかない。

 

年末にアンティグアに来る方は、クリスマス後に行われるオビスポでの祭りにも是非参加してみて下さい!

ガイドブックに載せてもらって、もっとみんなに知ってもらいたいくらい、オススメの祭りですよ!

Ryosuke Oka

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