スリナムって国を知ってますか?

Now I’m in:Cusco, Peru

Visited:148Cities , 37Nations

Travel Route:Philippines→Thailand→Laos→Vietnam→Cambodia→Thailand2→India→Sri Lanka

→India2→Bhutan→India3→Nepal→India4→Bangladesh→India5→Thailand3→Myanmar→Thailand4

→Malaysia→Brunei→Malaysia2→Singapore→Indonesia→South Korea→Guatemala→Honduras

→El Salvador→Guatemala2→Belize→Mexico→Guatemala3→El Salvador2→Honduras2→Nicaragua

→Costa Rica→Panama→Colombia→ Ecuador→Peru→Bolivia→Chile→ Argentina→Chile2

→Argentina2→Chile3→Argentina3→Uruguay→Argentina4→Paraguay→Argentina5→Brazil

Guyana  Française→ Suriname (NEW!!) → Guyana (NEW!!) →Brazil2→ Venezuela (NEW!!)

→Brazi3→Peru2

*************************************************

 

今日の記事は前回からの続きでギアナ3国を旅した時の話。

フレンチギアナからボートに乗り、35カ国目Suriname:スリナムへと入国。

screen-shot-2014-06-17-at-9-07-19

 

ボートがスリナム側の町Albina:アルビナに着岸する。

p1720973

料金を尋ねると、€10(約$14)だと言う。

たった数分の乗船で10ユーロは馬鹿高い。相場は€4前後のはずだ。完全にボッてる事はわかったが、向こうも全く引かない。いつもは先に料金を確認してから乗るのだが、今回は体調が悪く、とにかく先に進みたい一心で確認せずにボートに乗ってしまった。こういう場合、乗ってからでは相手のペースになってしまう。

 

時刻は17時。

既に日も暮れかけ、これから首都のパラマリボまで行かなければならないので、仕方なく€10支払った。

 

ボートを降りると、目の前に乗り合いバスや乗合タクシーが待ち構えている。

タクシーの運転手が僕の所に来て、勝手に荷物を持って行ってしまった。

値段を聞くと、貸し切りなら€80(約$110)、4人シェアなら €20(約$28)と事前に調べていた通りの値段だったので、シェアでパラマリボまで行く事にした。

 

乗り合いバスの方が安いのだが、パラマリボのバスターミナルから再度宿までの足を探さなくてはならない。一方タクシーなら宿まで連れて行ってくれる。これから確実に雨が降るであろうと予想していた僕は、自分の体調と時間帯も考慮し、少し高いがタクシーで行く事にした。

乗客はまだ僕しかおらず、しばらく待たなければならなそうだ。

 

まだスリナムのイミグレに行っていないので、その間に行こうと思い運転手に場所を聞くと、

「なんだ、行ってないのか、それはマズイ」と言う。

何故かと聞くと「外国人はイミグレ敷地内の桟橋で降りてイミグレに行かないとならない。ここで降りれるのは地元民だけで、お前は不法入国をしている事になっているから、俺が一緒に行って説明してやる」と言う。

 

まぁ確かにフレンチ・ギアナ側でもイミグレ敷地内からボートに乗ったが、ボートの船頭はそれをわかってて何故僕をイミグレで降ろしてくれなかったのだろうか。

そう思いつつ、タクシーに乗り込みイミグレへと連れて行ってもらう。

img_9257

写真左奥がボートの乗降をする桟橋。右の建物がイミグレ。

 

イミグレに到着し、運転手が職員に事情を説明してくれている。職員は身なりからして恐らく軍人。黒人で相当にイカつい。態度も横柄で、これは確かに運転手に来てもらって正解だった。

彼のお陰で無事にスリナム入国手続きを済ませ、再度タクシー乗り場へと向かう。

 

次のボートはまだ来ておらず、乗客はまだ集まりそうにない。

すると運転手は「俺はパラマリボに住んでいて、客がいてもいなくてもどうせ帰らなきゃならないから、もう行こう。値段は€20のままで良い。」と言う。僕としてはもう体調が悪く少しでも早く行きたいので嬉しい提案だった。

 

道は綺麗に舗装され、タクシーは時速120〜140kmでガンガン飛ばして行く。

img_9258

この後直ぐに、予想通りの土砂降りの雨となった。

 

車中、スリナムでの注意事項を運転手がいくつか話してくれた。

そのうちの1つに「値段は必ず先に確認しろ」というものがあった。

後から値段を聞くと、スリナム人は料金を高く言う事がある。だから必ず先に確認する事。と言われた。

 

なるほど、既に先のボートで経験済みですが・・・

 

スリナムでは大きな支払いはユーロも使えるが、やはり現地通貨を持っていた方が便利なので両替所にも寄ってもらった。彼が相場の良い所を知っていた。とりあえず50ユーロを現地通貨スリナム・ドルに替えると、なんと手数料が数十円程で済んだ。

 

それにしても、僕は凄く良い運転手に巡り会った。

イミグレの件と良い、両替所の件と良い、そしてちゃんと目当ての宿まで送ってくれた。

 

宿に着いたのは20時前。

チェックインし、近くの商店で食材を買い、自炊をし、そして早々に寝た。

体調はどんどん悪化している気がした。

 

 

翌日、相変わらず体はダルいが、せっかく来たので少しParamaribo:パラマリボを歩き回った。

スリナムは1975年にオランダから独立した比較的新しい国。

p1730161

元々オランダ領ギアナとしてオランダの植民地であった。なので、今でも公用語はオランダ語。但し国の政策で英語教育も行っており、英語がかなり通じる。先日のタクシーの運転手も英語が話せた。

パラマリボの歴史地区は、オランダ植民地時代のコロニアル建築が残る街並として世界遺産になっている。

 

そんなパラマリボの街を、死にそうになりながら歩いてきたので、少し紹介します。

オランダコロニアル建築の街並。

p1720992

p1730018

聖ペトロ・パウロ大聖堂。

p1730008

木造建築の教会。中に入ると木の暖かみを感じて、個人的には好きな教会だった。

p1730004

こちらはPalmtree Garden。ヤシの木が生い茂った庭園。

p1730028

何て事は無い。ヤシの木がめっちゃ生えてるだけ。

p1730033

こちらは財務省と元首相の像。 ポッコリとしたお腹が 印象的な首相だったんだろうね。

p1730041

p1730046

ゼーランディア要塞。1667年に建設された、パラマリボ最古の建築物らしい。 中には入ってない。

p1730051

要塞周辺。

p1730059

I SU

p1730065

スリナムを「SU」 と略しちゃってる。 ちょっと可愛い。

 

この周辺では、社会科見学の様な事をしている中学生くらいの子供達のグループをいくつか見かけた。

p1730068

おそらくはパラマリボの歴史地区を巡っているのだろう。

メンバーを見ると、黒人・白人・アジア人等、多様な人種で構成された国である事が、ここからもわかる。

 

海岸沿いのウァーテルカント。オランダコロニアル建築の残る歴史地区。

p1730090

これまで見てきたスペインのコロニアル建築とはまた違う、独特の雰囲気を持った街並。

オランダにはまだ行った事は無いが、何となくオランダっぽい様な。。

ただ、近付いてみるとあまり手入れがされておらず、雨ざらし状態。

まぁその辺がスリナムらしいのかも。

p1730106

こちらは、パラマリボのバスターミナル。

p1730114

バスを適当に見ていたら、こんな幼稚園バスを見つけた。

p1730123

フレンチ・ギアナはほとんどの車がフランス車だったが、こちらスリナムはほとんどが日本車。

p1730182

もちろんその大半は中古であろうが、トヨタはここでも圧倒的だった。

 

それから、この人の像。

p1730126

そう「ガンジー」。

p1730135

何故ここにガンジー?? と思うかもしれないが、インド系の住民も多いからだろう。

街中にはイスラム教のモスク(奥)とユダヤ教のシナゴーグ(手前)が隣り合って建っている。

p1730169

こんな場所は世界的にも珍しい様だ。

そういう意味では、スリナムは多様な民族が住み、多様な宗教が混在する、興味深い国かもしれない。

 

フレンチ・ギアナ同様、スリナムにも中国人経営の商店や会社は多い。

p1730144

スリナムの主要産業は鉱業で、特にアルミニウムの原料となるボーキサイト、金や原油等の天然資源が豊富に採れる。そして最近この天然資源に注目してスリナムに支援をしているのが中国。中国からの移民も増え、少しずつスリナム経済に入り込んでいる。

 

その他、パラマリボの街並。 週末だったので、ほとんどの店は閉まり、人もほとんどいなかった。

p1730147

p1730149

p1730151

 

こんな感じで、体調の悪い中、死にそうになりながら街を散策。

その結果、翌日は完全にダウン。当初は1泊でパラマリボを出るつもりだったが、もう1泊する事にした。

特に頭痛があまりにもひどく、 全く動く事が出来なかった。1日中ベッドに横たわっていた。

口にした物といえば、地面を這う様にして近くの商店に行き、死ぬ思いで買ったコカコーラと水・・・

 

そしてさらに翌日。

早朝5時のバスで36カ国目ガイアナへと移動。

img_9262

先ずは国境の街Nieuw Nickerie:ニューニッケリーの先にある「Southdrain Terminal」へ。

img_9266

ここのターミナルでフェリーのチケットを購入し、出国の手続きも済ませる。

img_9268

フェリーの出発を待つ客。利用客は結構多い。

img_9273

そしてフェリーに乗船。

img_9275

これまでの小型ボートとは違い、なかなかちゃんとしたフェリーだった。

img_9278

乗客の中にはインド系の顔立ちの人が結構いた。インド本国に住むのとギアナ3国に住むのとではどちらが良いのだろうかと、勝手にそんな事を考えていた。身なりを見る限りは、僕がインドで見てきた大半の人達よりも裕福そうな感じではあったが。

img_9279

 

さて、体調が悪い事この上ない状態でギアナ3国を移動。 まじでキツい。 マジで、キツい。

最後の36カ国目Guyana:ガイアナはもうすぐそこだが、このガイアナが一番キツかった・・・

思い出すのももう嫌だ。 記事を書きたくない(笑)

 

その模様はまた次回以降。

 

*****************************************************************************

【 Suriname:スリナム情報 】

■ Hostal:宿

①「Un Pied -A- Terre」:「Coster Straat」にある。

p1720983

1泊 €20(約$28)・WiFiフリー・バストイレ共同・水シャワー・キッチン有。

p1720975

p1730195

オランダコロニアル建築風の外観で綺麗な宿だった。

 

②「Twenty4」:「Jessurun St.」にある。

p1720991

1泊 €15(約$20)・WiFiフリー・バストイレ共同・水シャワー・キッチン無。

p1730198

p1730217

小さな川を挟んで通りの名前は変わるが、同じ通り上に①と②の宿はある。徒歩5分くらいの距離。

Google Mapでも両方の宿が出てくるので、事前に場所を確認する事も可能。

こちらの方が安かったので、2泊目は頑張ってこちらに移動した。

 

■ Transporte:移動

Saint Laurent du Maroni → Albina

イミグレ敷地内の桟橋からボートに乗り、スリナム側もイミグレ敷地内でボートを降りること。

料金は€4(約$5.5)前後のはず。先に確認する事。所要約5分

 

② Albina → Paramaribo

乗り合いタクシー4人シェアで一人 €20(約$28)。乗り合いバスだともっと安いはず。

タクシーで所要2時間半。タクシーの場合は指定の宿まで送ってくれる。

 

③ Paramaribo → Nieuw Nickerie(Southdrain Terminal)→ Georgetown

宿でガイアナの首都ジョージタウンまでの通しでバスを申し込む事が出来る。出発は早朝5時。

料金は100スリナム・ドル+フェリー代51SD =151SD(約$46)

ニューニッケリーまで3時間。フェリー40分。ガイアナ入国後、首都ジョージタウンまで3時間

合計、所要約8時間

 

Ryosuke Oka

広告

3件のコメント

  1. 突然のコメント失礼致します。今年の9月から約半年ほどスリナムに行くことになったのですが、南米というとマフィアや誘拐、殺人というイメージがあるのですが、スリナムの治安や人の雰囲気はいかがでしたか?情報が少ないため、想像しにくく、コメントに突然で失礼と承知の上で質問させて頂きました。よろしくお願い致します!

    1. Mikuさん

      コメントありがとうございます!
      まさかスリナムに半年も行かれる方がいらっしゃるとは!?
      お仕事の関係でしょうか??

      質問にお答えすると、「南米=危険」は否定はしませんが、日本にだってヤクザ・誘拐・殺人はありますよ?
      つい最近も中学生が殺された事件ありましたよね。

      最初に不安になる気持ちはすごーーーーーーーーーーーーーくわかります。
      僕もこの旅で初めて中南米に足を踏み入れた時は、心臓バクバクでした(笑)
      あれは中米グアテマラのグアテマラシティーの空港です。

      でも、勇気を出して話かければみんな優しいし、ラテンのノリでみんな楽しいし、一瞬で大好きな国・地域になっちゃいました。
      今すぐにでも中南米に戻りたいくらいです!!

      スリナムに話を移すと、ギアナ3国の中では個人的に1番好きな国です。
      仏領ギアナから陸路で移動して、国境からはタクシーで首都のパラマリボへ移動したのですが、その時のタクシー運転手との出会がスリナムの旅を思い出深いものにしてくれました。

      街の雰囲気も落ち着いていて治安の悪さは全く感じませんでした。
      中南米を9ヶ月旅してからのスリナムでしたので、この辺はあくまでも当時の僕の感想です。日本からいきなり行けば、むしろ不安に思う要素がたくさんあるかもしれません。
      決してめちゃくちゃ綺麗な街ではないですが、オランダ領時代の面影も残っていて、可愛らしい街並です。
      英語も通じるし、ガイアナ・仏領ギアナと比べると、欧米の(おそらくオランダ人)旅行者もちらほら見かけます。

      と、話をしだすととまりませんが、結局行けばなんとでもなります!

      ただし、安全にはお金を惜しまないで下さいね。
      僕は大丈夫でしたが、少しでも不安が拭えないのなら、安全をお金で買ってください。
      ホテルに送迎を頼むとか、ちゃんとした信頼の置けるタクシー会社を使うとか。
      個人的にはスリナムに関してはそこまでしなくても大丈夫だろうなぁと思っていますが。

      もし東京にお住まいでしたら、直接いろいろと中南米のことをお話しすることもできますので、
      遠慮なくご連絡くださいね!

      楽しいスリナム滞在になることを祈ってます!

      OKA

  2. お返事ありがとうございます!

    一度西アフリカのセネガルに1年、フィールドワークで庶民街に住み着いていたので、途上国は割と平気のつもりなのですが、南米はマフィアやそういったイメージが強くて、少し怖気付いています。笑

    神奈川に住んでいるので、良かったらぜひお話を聞きたいです!!

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。